2020年東京五輪体操競技の出場枠は男女それぞれ98名ずつが割り当てられています。その出場枠の割り当て条件は下記の通りとなります。
尚、五輪出場枠はIOC承認後に確定しますので、条件をクリアしても即出場が確定する訳ではないのでご注意ください。
個人総合ワールドカップも、2020年シリーズが条件⑥に該当します。条件① 2018年世界選手権団体決勝
2018年世界選手権団体決勝上位3か国
人数:各国4名(男女12名ずつ)
対象:国
人数:各国4名(男女12名ずつ)
対象:国
条件② 2019年世界選手権団体予選
条件①で団体出場権を獲得した国を除く、2019年世界選手権団体予選上位9か国
人数:各国4名(男女36名ずつ)
対象:国
人数:各国4名(男女36名ずつ)
対象:国
条件③ 2019年世界選手権個人総合予選
条件①②で団体出場権を獲得した国の選手を除く、2019年世界選手権個人総合予選上位者(各国1名のみ)。獲得した選手に出場権が与えられる。
人数:男子12名、女子20名
対象:選手(バイネーム)
人数:男子12名、女子20名
対象:選手(バイネーム)
条件④ 2019年世界選手権種目別決勝
条件①②で団体出場権を獲得した国の選手を除く、または、条件③の選手を除く、2019年世界選手権種目別決勝における各種目上位3名(全種目を通じて各国3名まで、同一選手が複数種目で上位3名に入っても1枠のみ)。獲得した選手個人に出場権が与えられる。
人数:男子最大18名、女子最大12名
対象:選手(バイネーム)
人数:男子最大18名、女子最大12名
対象:選手(バイネーム)
条件⑤ 2018-2020 種目別ワールドカップシリーズ
2018~2020年に行われる種目別ワールドカップ8大会のうち各種目の順位でベスト3のポイント合計にて各種目1位になった選手(各国1名まで)。条件①②で団体出場権を獲得した国の選手も含む。獲得した選手個人に出場権が与えられる。
※条件①②で団体出場権を獲得した国の選手で、2019年世界選手権に出場し、演技した選手はこの条件では個人で枠を獲得できない。
人数:男子最大6名、女子最大4名
対象:選手(バイネーム)
※条件①②で団体出場権を獲得した国の選手で、2019年世界選手権に出場し、演技した選手はこの条件では個人で枠を獲得できない。
人数:男子最大6名、女子最大4名
対象:選手(バイネーム)
条件⑥ 2020年個人総合ワールドカップ
2020年個人総合ワールドカップシリーズのポイント合計上位3か国。国に対して個人出場枠が1つ与えられる。2019年世界選手権団体予選12位以内に入った12か国の中から出場枠が決まる。
人数:男女3カ国ずつ
対象:国
人数:男女3カ国ずつ
対象:国
条件⑦ 2020年大陸選手権
各大陸選手権個人総合決勝の結果で、各大陸ごとに以下の枠が割り当てられる。
ヨーロッパ:2名、アジア:2名、アメリカ:2名、アフリカ:2名、オセアニア:1名
ヨーロッパ:2名、アジア:2名、アメリカ:2名、アフリカ:2名、オセアニア:1名
しかし、条件①②で団体出場権を獲得した国のうち、条件⑤⑥で2枠を獲得した国はこの条件で新たな枠を獲得することはできない。また、条件①②で団体出場権を獲得した国のうち、条件⑤⑥で1枠のみ獲得したか、枠を獲得できなかった場合は、国としてこの条件での枠を獲得できる。
条件①②で団体出場権を獲得した国の場合、この条件において出場権は国に与えられる。一方、条件①②で団体出場権を獲得できなかった国の場合、この条件で枠を獲得した選手に出場権が与えられる。
人数:男子9名、女子9名
対象:国/選手
その他
開催国枠
開催国が条件①~⑦で枠を獲得できなかった場合、2019年世界選手権の個人総合予選で最上位であった男女それぞれの選手に1枠が与えられる。
人数:男子1名、女子1名
対象:選手
第三者委員会
第三者委員会により決定される。
人数:男子1名、女子1名
対象:選手
※上記すべてを経て利用されない枠は、別途定められている条件で再割り当てされる。